検索連動広告戦略セッション@SMX Advance2014
Search Engine LandのSMX Advance2014レポートを読んだ際のメモその4。
なんだかんだで重要なペイドサーチセッションが今年のSMX Advanceのラストセッション。4人のパネリストによって発表されたとの事。分野が違ってこっちに踏み込む勇気はないけど、面白そうな業界だよね。
Up Close @ SMX Advanced: Amazing Paid Search Tactics
Heather Cooan @ Clix Marketing
ペイドサーチ分析用のGoogle Analyticsティップス。
PPCマーケティングが完全独立スキルだとよくわかる。単純な運用だけじゃやってけない、って話なんだろうなー。
- カスタムデータソースでコストデータを読み込み、流入経路毎のROIを計る
- フィルタを活用した検索パートナーのパフォーマンス測定ビュー
- 便利な指標紹介
- ページバリュー
- アシストコンバージョンバリュー
Steve Hammer @ RankHammer
AdWordsスクリプトを使った自動化について。
大事なのは急いだり、ステップを飛ばしたりしない事。きちんとひとつずつ効果を検証しながら進める事が大事。
- 自動化の3つの利点
- 計算
- 外部連携(エクスポート、インポート)
- パラメーター(テキストなどの自動変更)
- 基本フレームワーク
- Find
- Fix
- Scale
- Success
- その他サンプル多数
Jennifer Slegg
AdWordsのライティング、キーワード選定について。
- 文法は重要。スペルミスで全く効果がなくなることも
- サイトリンクは重要だけど遣り過ぎないように。マックスは25文字だが12文字程度におさめるように。
- 競合の多いビッグワードの観察も大事。どんな事をやっているか、自分のキャンペーンに活かせないか考えよう。
- 最後にちょっと驚きの手法で、たまには除外ワードで出稿する事も大事、とのこと。思い込みで役立つキーワードを捨ててるかもよ?
Larry Kim @ WordStream
最後はLarry Kimによる、クオリティスコアの話。
クオリティスコアが重要視されるようになって、従来の戦略が使えなくなったという話。
- これまでCTRが少なめでもそれなりのビッグワードで出稿していた方が効果があった
- ただし、その方法だとクオリティスコアの減少が著しい
- また低いクオリティスコアのアカウントへのBidの価格上昇も大きく、かなりのコスト増
- クオリティスコアの上昇(下降)でインプレッションに9%程度の影響が
- 表示順位は3位あたりが一番コストパフォーマンスがいいらしい
- CTRが低くてもCTAが高いと意味が無いのでLPの見直し大事
- 下1/3のキーワードを削除してまるっと見直そう